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挑戦を繰り返すことで技術者として成長したい

2022年 2月 1日

セキュリティ&セーフティーグローバル 海外営業 カナダ・オセアニア担当 栗原 美香子

大学生のころから海外の人と関わる仕事がしたいと英語力を磨いてきた栗原美香子は、現在S&S事業本部海外営業でカナダ・オセアニアを担当しています。販売会社のスタッフたちと密にコミュニケーションをとりサポートするなかで、着実に経験を積んできました。そして、i-PROが新商品投入のサイクルを早めるなかで、i-PROのファンを増やすとともに、自分自身の可能性も広げようと、新たな取組みに挑戦しています。


情熱を注ぎ込める仕事を求め入社

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大学ではなにを勉強されたんですか?

経済学部で、専攻は経済学の理論を英語で学ぶコースです。そのころから、海外の人と仕事がしたいなって思っていて、在学中にフィリピンのマニラに留学しました。
留学から戻って来たのは就職活動が始まったころで、ちょうど2週間インターンシップを体験する機会があって、そのときにお会いした方がすごく印象に残っています。50歳近い方でしたが、20年以上一つの会社に在籍しているのに、いまだに情熱を燃やして仕事をされていて、その姿にすごく感銘を受けたんです。社員がキラキラと輝きながら仕事ができる会社ってすばらしいなと。それが決め手になって就職しました。

入社後すぐに、希望していた海外と仕事をする部署に配属されたんですね。

海外に関連した仕事ということに加え、セキュリティカメラのように、人々の生活の根幹に関わる仕事がしたいという希望が自分の中にあって。そこで「海外に関連したセキュリティカメラの仕事がしたいです」と配属面談の際に伝えたところ、そのまま希望を叶えてもらえたんです。

入社2年目に、i-PROはパナソニックから独立しましたね。その後変化を感じますか?

以前よりも「柔軟」になったと、すごく感じます。「前例がないからやめようか」ではなくて、「まずはやってみようか」というふうになってきました。会社が変わったという実感があるし、これからi-PROがどこまで大きくなっていくんだろうってワクワクします。

海外の市場でも「人間力」が鍵

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海外の方と仕事をするうえで、心がけていることはありますか?

海外との仕事に限りませんが、自分自身がやったことが表立って賞賛されなかったとしても、少しでも人の役に立つのであれば、これもやろう、あれもやろうと、積極的に行動に移すようにはしています。
カナダの販売会社の営業の方と初めて顔を合わせる機会があって、そのとき販売会社のスタッフが私のことを「栗原のおかげで販売施策も工場との納期調整もうまくいっているんだ」って紹介してくれたことがありました。ふだん何気なく自分がやっている仕事が、自分が思ってもみない波及効果をもたらして、こういうふうに感謝されるんだ、人の役に立っているんだと気付かされました。

海外のマーケットで仕事をしてきたなかで、印象に残っている出来事は?

私はカナダの仕事が長いのですが、カナダは極寒の地域が多くて、カメラを付けても凍ってしまって見えなくなるということがよくあるんです。なにかを解析しようにも、カメラが機能しないとシステムすべてが動かなくなる。そこで、お客様から、マイナス30℃、40℃でも凍らないカメラをつくってほしいというご要望をいただきました。でも、そのとき手元にある技術では到底実現できません。そこで、追加で新しい技術を開発したり、外部から技術を導入したりしながら、1年以上かかってようやく形になって、昨年6月に発売しました。そのときは、本当にうれしかったですね。

お客様に鍛えられるという側面もあるんですね。

そうですね。この商品は特定のお客様に向けてつくったということもあり、一つの仕様を決める際も、細かくフィードバックをもらいながら進めていきました。「これじゃ話にならない」という厳しいコメントをいただいたこともありましたし、うまくいくと思ってた技術がなかなか思うように作動しなかったということも。それをどうやってクリアしていくのかという局面で、技術チームが頭をひねって考えてくれて、最終的にお客様のご要望に応えることができたんです。

海外のマーケットにおけるi-PROの強みはなんだとお考えですか?

現地スタッフの人間力です。個人としての能力が非常に高くて、そこからチーム力も派生しています。カナダは2人の営業で全土を担当しているんですけど、人と人とのつながりがしっかりとあって、「営業のあなたが言うなら買うわ」と言うお客様もいるんです。その背景には、耐久性など商品への信頼感があることは確かですが、一番の強みは、スタッフが人間力でお客様の課題をどんどん解決していっていることだと思います。

営業の現場に心を揺さぶる表現を

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i-PROに課題があるとしたら、なんでしょう?

感性の部分が今後さらに強化していけるのではないかと考えています。
商品の素晴らしさを理論に基づいて正しく説明できる現在の強みに加えて、より多くの人にi-PROを知ってもらうためには相手の琴線に触れるような訴求をすることが重要だと感じています。
今後、社名から「パナソニック」の冠が取れて、「i-PROってなに?」っていう状況になったときに、感性的であることは、すごく重要じゃないかと思うんです。「細かいことはわからないけど、なんだかすごいことをやってくれそう」という印象を与えることが、第一歩なんじゃないかと。その結果、お客様がこちらに歩み寄ってくれれば、その先には、設計の哲学や商品の信頼性など、理論的に突き詰めた成果があるので、間違いなくi-PROを認めていただけると思うんです。だから、「第一歩」の部分をもっと鍛えなくてはならないのではないでしょうか。

ご自身の業務のなかで「感性」を生かす取組みがありますか?

販売会社や営業のメンバーをサポートするようなコンセプトビデオをつくっています。これは今年度の重点的取組みの一環なんですが、i-PROが今後、新商品を次々に市場に投入するなかで、自分たちがやらなくてはいけないことは、情報をより早くしっかりと伝えることだと海外営業のチーム内で結論付けました。
販売会社のメンバーや営業のメンバーが自信をもって商品を売れるように、トレーニングを行ったり、Q&Aを活発に行ったりしていますが、加えて彼らをサポートするツールを新たに制作しています。私がいま制作しているコンセプトビデオもその一環です。
i-PROは日本国内ではチャンピオンの地位にいますが、海外ではチャレンジャーなんですよね。だから、いままでほかのカメラメーカーを使っていた人を振り向かせて、i-PROの商品を使ってもらわなければならない。コンセプトビデオも、そのための強力な武器になればいいと思いながら、カッコいいものをつくろうとしています。満足のいくものに仕上げるのはなかなか難しいのですが。

自身の感性を磨くことも必要ですね。

まずデザインの知識を身に付けるために勉強を始めたい。もともと、美術館などで芸術的なものに触れることは好きなので、自分の感性が揺さぶられる機会もちゃんとつくっていきたいと思います。
理想としているのは、販売会社のメンバーががんばって語らなくても、商品が売れていく状態です。資料やビデオなど、そのために役立つマテリアルを、自分の感性を生かしてつくっていきたい。それを通してi-PROの良さを伝える側に回っていきたいと思っています。

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栗原 美香子(くりはら みかこ)

広島市で生まれ、その後、高校時代を大阪で過ごす。東京の大学を卒業後、2018年パナソニック株式会社コネクテッドソリューションズ社に入社。アメリカ・カナダ副担当を経て、2019年カナダ担当、2020年よりカナダ・オセアニアを担当する。休日は、すてきな店を探しながら福岡市内の通ったことのない道を散策するのが愉しみ。

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